自分でできる害虫駆除の方法とは?業者に依頼すべき目安もあわせて紹介

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気温があがるとともに、動物や植物の動きが活発になりますが、害虫も同じように動きだしてしまいます。春先から夏へ移り変わる時期は特に害虫が発生しやすいため、早めに対処しましょう。この記事では、家の中に発生しがちな害虫の種類・自分で駆除する方法・自分でできる害虫対策などを解説します。

家で発生しやすい害虫の種類

家で発生しやすい害虫の種類

家の中で発生しやすい害虫を6種類紹介します。害虫の特徴や危険性を知って、適切に対処しましょう。

ゴキブリ

ゴキブリは夜行性で暗く高温多湿の環境を好みます。家の中では、冷蔵庫などの電化製品の中や下、壁との隙間に潜んでいるケースが多いです。人が生活で落とした食べかすからゴキブリのフンまで、何でも食べる昆虫です。

クモ

クモはえさの虫が多い場所を好むため、扉や窓の周辺・カーテンの裏・部屋の隅などにいる場合が多い害虫です。肉食でクモの巣をはって獲物を狙い、また毒のある種類も存在します。

ヤスデ

ムカデに形状の似た害虫ですが、人を噛むことはありません。体液は強い刺激臭があり、目や口に入ると危険な場合があります。多湿の場所を好むため、床下や石垣などに生息し、家の中へ入るケースもあります。

ムカデ

肉食で攻撃性が高く、毒性も強い害虫で、噛まれると強い痛みをともないます。暗く湿った場所を好むので、家の床下や落ち葉の下に生息しますが、部屋へ侵入することもあります。

シロアリ

木材を食べる害虫で、直線的な触角を持ち寸胴な体をしています。実はゴキブリの仲間であり、暗い環境を好む昆虫です。大量発生しやすく、家の構造材を食べるので、発生したまま放置すると家の耐久性の下がる恐れがあります。

ハチ

ハチは集団行動する習性を持つ昆虫で、サイズは12~28mmとさまざまです。種類によって危険性は異なり、ミツバチの場合は人が刺激を加えなければ問題ありません。ただしスズメバチは、近づくだけで襲われる可能性があるため危険性が高いです。

自分で害虫を駆除する方法

自分で害虫を駆除する方法

家の中で見つけた害虫を自分で駆除するには、以下の2ステップで確実に行いましょう。

step1:害虫の侵入経路をふさぐ

初めに、家の中の害虫がどの経路を通って侵入したかを特定します。害虫が侵入しやすい隙間のある場所は、窓や網戸・玄関・エアコンから出る排水ホース・排水口・換気口です。

step2:家の中の害虫駆除を行う

次に、害虫の侵入経路を特定したあと、適切な方法で害虫を駆除しましょう。ホームセンターなどで購入できる、家庭用殺虫剤の種類を紹介します。

スプレータイプ

目に見える場所に出てきた害虫駆除に使います。ジェット噴射タイプやノズルタイプ、凍らせて駆除するタイプなど、家庭に合った種類を選びましょう。

据え置きタイプ

殺虫剤を家の中でまきたくない場合は、部屋の隅や家具の裏へ置くだけのタイプがおすすめです。駆除に失敗し、隠れてしまった害虫の駆除にも役立ちます。

自宅でできる害虫対策

自宅でできる害虫対策

家の中の害虫を駆除したあと、再び害虫に悩まされないために、自宅でできる対策をとりましょう。日頃から心がけられる害虫対策は、以下の5つです。

自宅を清潔に保つ

食べかすやホコリなどの汚れは害虫の増える原因になるため、こまめに掃除をしましょう。室内だけでなく、ベランダも忘れずに掃除をします。

窓や換気口などの隙間を埋める

窓とサッシの隙間やエアコンの排水ホース、排水口などあらゆる隙間は害虫の侵入経路になるため、専用のテープなどを使ってふさぎます。網戸に穴が開いているときは、早めに修理しましょう。

室内の湿度を下げる

こまめに換気して、室内の湿度を下げます。このとき、網戸をしっかり閉めて窓は全開にし、隙間をなくしましょう。

殺虫剤や忌避剤、ハーブを置く

害虫を見つけたときすぐに対処するため、殺虫剤を常備しましょう。あわせて、家の中の害虫が潜みやすい場所へ忌避剤やハーブを設置します。どれかひとつではなく、駆除剤と予防剤をあわせて使うと、対策できる害虫の種類が増えます。

ダンボールはすぐに処分する

通販などで利用したダンボールは、ためこまず早めに捨てましょう。ダンボールは隙間が多く卵を産み付けやすいだけでなく、あたたかく害虫に快適な環境のため、害虫が大量発生する原因になりやすいです。

害虫駆除を業者に依頼する目安

害虫駆除を業者に依頼する目安

家の中に出てきた害虫をできる限り自分で対処したものの、再び発生する場合があります。再度自分で害虫駆除をする方法もありますが、状況によっては専門業者へ依頼した方が確実に退治できます。害虫駆除業者へ依頼する目安を参考に、検討してみましょう。

屋根裏や床下に発生した

屋根裏や床下で発生した害虫の駆除は、専門業者に任せた方が安全です。ふだん暮らす場所ではないためケガをする恐れがあり、狭い場所へすみずみまで殺虫剤を行き渡らせることも難しいからです。また、薬剤を吸い込むリスクもあるので専門業者へ依頼しましょう。

大量発生した

害虫が大量発生した状態では、市販の殺虫剤では手に負えない可能性が高いです。駆除後の死骸処理も必要なため、害虫が大量発生したときはすぐに駆除業者へ連絡しましょう。

危険性の高い害虫がいる

ムカデやハチなど、人に危害を加える危険性の高い害虫がいる場合は、専門の駆除業者へ頼みましょう。特にハチは、アナフィラキシーショックの恐れがあり、駆除には正しい知識と技術が必要です。

害虫駆除業者の選び方

害虫駆除業者の選び方

プロの害虫駆除業者へ頼むときは、選び方のポイントを押さえて、確実なサービスへ申し込みましょう。害虫駆除業者を選ぶポイントを解説します。

害虫駆除実績が豊富

害虫駆除の実績が多い業者は、現場に応じた柔軟な対応ができるため確実な駆除を期待できます。害虫は種類が多く状況によって必要な対応が異なるため、実績豊富な企業の方が、適切な対処をとれます。

対応可能な害虫の種類が多い

害虫の種類は多数あり、ひとつの害虫駆除を依頼したものの、別の害虫も駆除が必要になるケースがあるからです。対応可能な害虫の種類が少ないと、再度別業者へ依頼する必要があり、手間も費用もかかってしまいます。依頼する前に業者の公式サイトなどを見て、対応する害虫の種類が豊富かを確認しましょう。

作業内容と料金が明確

優良な駆除業者は、現地を下見して見積を提示し、作業内容と料金の説明を行います。業者によって料金体系は異なりますが、実際の害虫被害を確認し適正な価格で見積を出してくれる業者を選びましょう。

保証が充実している

駆除内容と費用だけでなく、アフターフォローまで充実した害虫駆除業者へ頼みましょう。優良業者の多くは、駆除後に無料の保証期間があり、もし被害が再発したときは無料で対応しています。ただし業者によって保証期間は異なるため、長めの期間を取っている業者がおすすめです。念のため、見積の際にホームページに掲載されていた保証期間と同じか確認しましょう。

おすすめの害虫駆除業者

自分で害虫駆除をするのが難しい場合は業者に依頼しよう

自分で害虫駆除をするのが難しい場合は業者に依頼しよう

家の中に発生した害虫が、危険性が低く少ない場合は、自分で駆除する方法もあります。駆除後には、適切な再発対策をあわせて行いましょう。

駆除しづらい場所に害虫が発生した・大量発生した・危険性があるなどのケースは、専門の害虫駆除業者へ依頼すると安心です。駆除実績が豊富で対応できる害虫の種類が多く、料金もはっきりしている駆除サービスを選択しましょう。