鍵屋でスペアキーを作る場合の費用は?相場と作成時間を解説

鍵のトラブル

鍵を紛失したり、家族や友人用にスペアキーが必要になったりしたとき、鍵屋などに依頼すれば予備の鍵を作ってもらうことができます。でも、実際にかかる費用や時間の相場についてご存じですか?こちらのコラムでは、スペアキーの種類や、費用の相場などついて解説します。

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スペアキーとは?合鍵との違い

スペアキーとは?合鍵との違い

鍵を複数持つ必要がある場合、「スペアキー」と「合鍵」という言葉がよく使われますが、厳密に言うとこの2つには違いがあります。

まず、「スペアキー」とは予備用に作られた鍵のことを指します。一方、「合鍵」は、その錠に合う別の鍵の総称です。つまり、スペアキーも合鍵の一種ですが、必ずしも同義ではありません。

また、スペアキーには「純正キー」と「複製キー」の2種類が存在します。「純正キー」は、メーカーがオリジナルキーやその純正スペアキーを元に独自技術で作成したものです。メーカーの技術が使われているため、精度が高く、オリジナルに近い仕上がりです。「複製キー」は、鍵屋さんが純正キーやオリジナルキーを元に作成したもので、鍵屋の技術や機械によっては、若干精度が異なる場合もあります。

鍵の刻印で純正キーか複製キーかを見分けることも可能です。純正キーには、メーカー名やキー番号が刻印されていることが一般的で、「MIWA」や「GOAL」などの刻印が見られます。一方、複製キーにはブランクキーメーカーの名前が記載され、商品番号が追加されているのが特徴です。

スペアキーを作る前に知っておきたい注意点

スペアキーを作る前に知っておきたい注意点

あると便利なスペアキーですが、作成にはいくつかの注意が必要です。ここでは、鍵を作る際に特に気をつけたい4つのポイントをご紹介します。

必要以上に作らない

スペアキーを増やしすぎると管理が難しくなり、紛失や盗難のリスクが高まります。用途を見極め、必要最小限の数に留めましょう。また、合鍵の数はしっかり把握しておき、万一の紛失時にすぐに対応できるようにしておくと安心です。

賃貸などの場合は事前に許可を取る

賃貸物件や職場などでスペアキーを作る場合は、事前に管理会社や職場の責任者に許可を取りましょう。無断で合鍵を作るとトラブルの原因になりかねません。

作成日数に余裕を持つ

鍵の種類によっては、専用の機材やメーカー取り寄せが必要な場合があります。特にディンプルシリンダー錠など、複雑な形状の鍵は日数がかかることも多いため、余裕を持って依頼しましょう。

マスターキーは大切に保管する

スペアキーを作成したら、元のマスターキーは金庫などで大切に保管してください。使い続けると摩耗して形状が変わり、トラブルの原因にもなりかねません。マスターキーを残しておけば、再び正確なスペアキーを作ることが可能です。

スペアキーを作る場合の費用は?

スペアキーを作る場合の費用は?

スペアキーの作成費用は、鍵の種類によって大きく異なり、防犯性が高いほど作成に手間がかかるため、費用も上がります。以下で鍵の種類ごとに費用の目安を解説します。

ディスクシリンダー

ディスクシリンダーキーは、両側がギザギザで鍵穴が縦に開いているのが特徴です。防犯性が低く、古いものはピッキングに弱いため、玄関用としては他の鍵への交換が推奨されます。現在は、防犯性が強化された「ロータリーディスクシリンダーキー」もありますが、いずれも、鍵屋やホームセンターで500~1,000円前後で作成が可能です。

ピンシリンダー

ピンシリンダーキーは片側がギザギザで、自転車やロッカーなどに使われます。防犯性は低く、ピッキングに弱いですが、構造がシンプルなため、鍵屋やホームセンターで1,000円ほどで簡単に複製できます。

ディンプルシリンダー

ディンプルシリンダーキーは表面に複数のくぼみがあり、防犯性が高く最近の住宅でよく使われます。複雑な構造のため、対応可能な鍵屋やメーカーを選ぶ必要があり、費用は4,000~5,000円程度かかる場合が多いでしょう。

カードキー・電子キー

カードキーや暗証番号式の電子キーなどの特殊な鍵は、通常メーカーからの取り寄せが必要です。費用は3,000~5,000円が目安です。

車のイモビライザーキー・スマートキー

車の鍵を複製する場合、シンプルなタイプならディスクシリンダーキーと同様に複製が容易で、1,000円前後の費用で作成可能です。しかし、盗難防止のためにIDが設定された「イモビライザーキー」や、鍵が近くにあるだけで自動開閉できる「スマートキー」は高度な技術が必要で、最低でも10,000円以上の費用がかかります。

スペアキーを作る場合の時間は?

スペアキーを作る場合の時間は?

スペアキーを作成する際の時間は、鍵の種類によって異なるため事前に確認し時間の余裕を持っておくことが大切です。以下に鍵の種類別に所要時間の目安を紹介します。

ディスクシリンダーキー

ディスクシリンダーキーは、比較的シンプルな構造をしており、鍵屋やホームセンターで5~10分程度で複製してもらえるでしょう。

ピンシリンダーキー

自転車や簡易的なロッカー、デスクなどに使用されているピンシリンダーキーも構造がシンプルで、複製は簡単です。所要時間はディスクシリンダーキーと同様に5~10分程度です。

ディンプルシリンダーキー

ディンプルシリンダーキーは、構造が複雑なため、特殊な機械を使わないと複製できません。そのため、ディンプルシリンダー対応の鍵屋に依頼する必要があり、作成時間は30~60分ほどでしょう。

カードキー・電子キー

カードキーや電子キーは、通常、メーカーから取り寄せる必要があります。在庫があれば即日対応可能ですが、在庫がない場合は数週間かかることがあります。

車のイモビライザーキー・スマートキー

イモビライザーキーは、IDが設定されているため、複製には専門の技術が必要です。正規ディーラーに頼むと取り寄せに数週間かかることが多いです。スマートキーも、複製には高度な技術が必要となります。即日対応が可能な鍵屋もありますが、正規ディーラーでは数週間かかることが一般的です。

鍵屋以外でスペアキーを作れる場所

鍵屋以外でスペアキーを作れる場所

スペアキーを作成できる場所はいくつかありますが、状況に応じて適切な依頼先を選ぶことが大切です。以下に、鍵屋以外の主な選択肢を紹介します。

ホームセンター

ホームセンターでは、シンプルな鍵の複製ができ、即日での受け取りが可能です。しかし、技術力に差があり、複雑な鍵の場合には断られることもあります。

インターネット上の鍵業者

インターネット経由で業者を利用する場合は、郵送で合鍵を受け取れるため、時間に余裕があれば便利ですが、手元に届くまで1~2週間かかることがあります。鍵に刻印されたキーナンバーを入力するだけで注文できる場合もあります。

鍵メーカーや正規ディーラー

鍵メーカーや正規ディーラーに依頼すると、純正キーが作成可能で特殊キーにも対応できますが、完成度は確かですが取り寄せには数週間かかり、費用も高くなることがあるでしょう。

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鍵のトラブルまとめ

鍵のトラブルまとめ

これまで見てきたように、スペアキーを作るにはさまざまな手段があります。専門の鍵屋なら多くの鍵に対応しており、高精度な複製が期待できます。買い物のついでに安く合鍵を作りたいなら、ホームセンターも便利ですが、扱える鍵の種類は限られています。純正キーが必要な場合は、メーカーやインターネットでの依頼が安心ですが、時間がかかるため、急いでいる場合にはおすすめできません。合鍵作成を依頼する際は、希望のタイミングや鍵の種類を考慮して選ぶことが重要です。