鍵屋のぼったくり!鍵開けで高額請求されないためのポイントを解説
鍵屋のぼったくり!鍵開けで高額請求されないためのポイントを解説
鍵を失くしたり、トラブルがあったりした場合に役立つのが、鍵屋です。深夜でも対応している業者が多く、頼りになる存在でしょう。一方で、注意したいのが高額請求してくる悪徳業者の存在です。焦っていると通常の判断ができなくなり、弱みを握られて泣く泣く高額費用を支払ってしまう場合があります。この記事では、鍵開けで高額請求されるケースについて詳しく解説します。ぼったくりを防ぐ対策、安心して依頼できる鍵屋の選び方、トラブル時の解消法もありますので、ぜひ参考にしてください。
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鍵開けで高額請求されるケースは?
鍵開けで高額請求されるケースとは、悪徳業者に依頼した場合です。ホームページに掲載されている料金に納得して鍵開けを依頼したら、表示料金以上の高額な請求をされる場合が当てはまります。
深夜料金
深夜料金が別途請求されること自体はよくあることで、良心的な鍵開け業者であれば、ホームページ上にその旨を記載しています。しかし、悪徳業者の場合は記載がないか、小さくて見にくい表示となっており、消費者をだます形となっている点が特徴です。
特殊な鍵
特殊な鍵とは、ピッキング被害を防ぐためセキュリティを高くしている鍵のことです。もちろん、良心的な鍵開け業者であっても、特殊な鍵の場合は追加料金を請求することがあります。特殊な鍵の場合は鍵開けに通常より時間がかかることはよくあり、かかった時間に対して割増料金を設定していることが多いからです。しかし、悪徳業者の場合は、一般的な割増料金ではなく、高額請求するのが特徴です。例えば、通常の鍵開けで1万円のところ、特殊な鍵開けで10万円になるなどのケースがあります。
見積もり料金を提示しない
また、鍵開けの悪徳業者は、見積もり料金を提示しない場合があります。最終的な料金が不明で不安になりキャンセルしようとすると、「すでにスタッフが向かっているのでキャンセルできない」「キャンセルするならキャンセル料がかかる」と言われる場合に注意が必要です。
鍵開けの料金相場を知ろう
鍵開けの料金相場を理解しておくと、悪徳業者に気づくことができます。高額請求を防ぐために、鍵開けの料金相場を事前に把握しておきましょう。
出張料を含む鍵開け料金の相場は、以下のとおりです。
- 一般的な鍵:8,000円~20,000円
- ディンプルキー:20,000円前後
- カードキー:30,000円から
一般的な鍵
ギザギザの鍵山があるタイプのことです。仕組みが単純で短時間での鍵開けが可能なため、8,000円からと費用負担が少なめです。しかし、一般的な鍵の見た目でも、鍵の内部が複雑になっている場合は、鍵開けに時間がかかるため、20,000円程度になる場合があります。
ディンプルキー
平らの鍵に穴が開いているタイプです。鍵にギザギザの凹凸がなく、ピッキング対策に優れている理由から開錠に時間がかかるので、20,000円程度が相場です。最新の玄関や、最近鍵を交換したばかりの賃貸住宅などで、ディンプルキーが採用されています。
カードキー
カードを使って開錠するタイプです。玄関ドアにカード読み取りが備え付けられており、カードが触れると開錠します。鍵穴そのものがなくセキュリティに優れているため、開錠の難易度が高くなります。比較的安価なものは30,000円程度ですが、セキュリティ性能が高いタイプでは50,000円以上かかる場合があるため、事前の料金確認が重要です。
ぼったくり業者を見分けるポイント
鍵開け業者を比較する際には、悪徳業者を避けたいと考えるでしょう。ぼったくり業者には共通点があるため、その見分け方を把握しておきましょう。
悪徳業者に共通する特徴とは、以下のとおりです。
- ホームページの作りがいい加減
- 会社概要がわかりにくい
- サポートの電話番号記載がない
- 詳細な料金提示がない
悪徳業者のホームページはいい加減な作りになっていたり、サービス内容が明確ではなかったりと、消費者にとって必要な情報が足りません。必要な情報を見やすく掲載するため、あえて情報を絞っている場合は優良業者の可能性がありますが、サービス内容が不明瞭である場合は注意すべきです。
悪徳業者の特徴は、会社概要・料金・電話番号などの記載がないことです。会社概要のページがなかったり、あっても住所や電話番号の一部の記載がなかったりする場合は、悪徳業者の可能性が高くなるため注意してください。また、会社概要が記載されていても、虚偽の情報が含まれている場合があるため、不安なときは会社名で検索してみて、詳細を確認することをおすすめします。
ホームページに正確な料金の記載がない場合も、注意が必要な業者です。優良業者の場合、作業内容が明確であるため、細かな料金が明記されています。一方で、「10,000円から」など料金が曖昧な場合は、深夜料金や特殊料金などオプション料を請求される可能性があるため注意が必要です。
鍵屋を選ぶ際の注意点
自分に合う鍵屋を見つけるため、以下の内容を確認することをおすすめします。
支払い方法を確認する
小さな鍵屋では現金払いのみの場合があります。深夜の時間帯に現金の持ち合わせがない場合は、クレジットカードなど非現金払いに対応する業者を選ぶと安心です。
見積もりを取る
鍵開けを依頼する前に、見積もりを取りましょう。料金に出張料が含まれているか、キャンセル料が別途発生するか確認してください。現場で鍵を見ないと正確な料金提示が難しい場合がありますが、依頼時にこちらから情報を伝えれば、料金の目安や追加料金について丁寧に案内してもらえるはずです。鍵の情報を伝えたにもかかわらず、料金について説明がない場合は注意が必要です。
鍵開けの実績を確認する
セキュリティの高い鍵開けを依頼する場合は、業者の技術力をチェックしてください。ギザギザのある一般的な鍵では技術力に差が出ませんが、セキュリティが高い鍵で技術力のない業者に依頼すると、時間がかかったり開錠できなかったりするからです。鍵開けができないと破壊開錠をすすめられることがあり、鍵開けより高額請求になりやすいため注意してください。
もし、ぼったくられたら?
鍵開けでぼったくられたら、クーリング・オフを活用しましょう。クーリング・オフとは、契約書を受け取ってから8日以内であれば契約を解除できる、特定商取引法に基づく制度です。主に訪問販売で適用されますが、意思に反する契約であれば、鍵開けにも適用される可能性があります。
意思に反する契約とは、最初に提示された料金以外に高額請求された場合です。一方で、事前に追加料金の可能性を説明されていた場合は、適用外となる可能性があります。ただし、「言った、言わない」の水掛け論となることがあるため、おかしいと感じたら、まず消費生活センターに相談しましょう。
明らかに業者側に過失があると認められない場合でも、常識的な料金から逸脱している場合は、話し合いのもと和解が成立する場合があります。消費者生活センターの担当者が間を取り持ってくれるため、まずは相談を検討してください。
安心できる鍵開け業者を選びましょう
深夜などに鍵を失くしてしまった場合、鍵開け業者を呼ぶことを検討するでしょう。しかし、焦っている状況を悪用し、高額料金を請求する悪徳業者もいるため、業者選びには十分注意が必要です。紹介した対策を参考に、安心して依頼できる鍵開け業者を見つけてください。