使わなくなったカメラはどうしたらいい?カメラの賢い処分方法を紹介
使わなくなったカメラはどうしたらいい?カメラの賢い処分方法を紹介
2024.11.06
使わなくなったカメラを処分する際には、いくつかの選択肢の中から自分に最もメリットの大きい方法を選ぶことができます。こちらの記事では、不要になったカメラを処分する方法を考えている方のために、正しいカメラの処分方法に加え、カメラを処分するベストなタイミングや、安全に処分する方法、売却する際に高値にする方法などの情報を紹介していきます。
使わなくなったカメラの処分方法
使わなくなったといっても、カメラはリサイクル法の対象アイテムですので、好き勝手に処分することはできません。2024年現在、カメラを処分するには大きく分けて7つの方法があります。
買取業者に買取ってもらう
カメラは中古市場でも人気のアイテムとなっていますので、高値で買取ってくれる業者も増えています。
フリマアプリやネットオークションを利用する
希望価格で売却できる可能性があるだけでなく、最小限の手間で処分できることが人気となっています。
不用品回収業者に回収してもらう
この方法は処分費用がかかりますが、即日回収し処分してくれます。また、カメラ以外の不用品も合わせて処分することができますので、断捨離と合わせて利用する方も多いそうです。
リサイクルショップを利用する
カメラを買取ってくれるお店も増えてきていますので、洋服や家具などの不用品と合わせて処分できます。
下取りサービスを利用する
新しいカメラに買い替える時に、古いカメラを下取りに出すことによって、お得な価格でカメラを購入することができます。
小型家電リサイクル法を守って処分する
自治体のホームページをチェックすると処分方法が掲載されていますので、自治体のルールに合わせて処分してください。
不燃ゴミとして処分する
カメラには再利用することのできる金属が多く含まれているため、リサイクルを推奨していますが、現段階では不燃ゴミで処分することができます。
カメラを処分するタイミングは?
カメラを処分するタイミングは、バッテリーの状況やシャッターやフラッシュを使用した回数によって前後します。また、使用しているカメラの種類によっても差が出るようです。
一眼レフカメラ・ミラーレスカメラ
シャッター寿命が10万回程度、レンズは耐久性が低く、バッテリーの寿命も1年程度と短くなっています。こういった特徴をすべて計算した上で考えると、5年から6年くらいが寿命となっています。
コンパクトデジタルカメラ
スマホのカメラ機能の向上によって使用シーンが大きく減りました。また、カメラそのものの値段も安いこともあり、短期間で買い替える方が多いようです。バッテリーの寿命が5年から6年ということもあり、5年前後で処分する方が多いようです。
フィルムカメラ
デジカメなどとは違い、電子部品が組み込まれていません。そのため、寿命は最も長くなっています。現在も50年以上も昔のカメラが市場で人気があるのもそのせいです。大事に使用していれば、何十年も使用できます。
ビデオカメラ
寿命は5年から6年と言われています。しかし、大手メーカーの部品保有期間が8年となっているため、大事に使用していれば6年以上使用することができます。
防犯カメラ
税法に則って減価償却すると、耐用年数が6年となっています。また、メーカー側も減価償却を意識して製作しているため、6年が寿命とされています。
カメラを処分する前にやっておくこと
デジタルカメラを処分する際には、いくつかの手順を忘れずに行うことが大切です。
やるべきこと1
データの削除
カメラ本体に記録された画像データはすべて消去し、メモリーカードを利用している場合は必ず抜いておきましょう。カメラとメモリーカードの両方を処分する場合であっても、本体にデータが残っている可能性がありますので、画像の削除を徹底してください。
やるべきこと2
バッテリーや乾電池の処分
カメラに使用していたバッテリーや乾電池は、本体とは別に処分する必要があります。自治体ごとに廃棄方法が異なりますので、確認した上で正しく処分してください。
やるべきこと3
設定の初期化
デジタルカメラの本体には、撮影画像だけでなく様々な個人情報が記録されています。例えば所有者の氏名、誕生日、顔認証のあるカメラの場合には顔認証用の画像、無線LANの設定なども残ったままです。これらの個人情報を悪用させないために、本体の設定データを忘れずに初期化してください。
カメラが高く売れる理由
中古のカメラは、中古市場において高値で取引されています。様々な理由が考えられますが、市場での希少性の高さや、カメラコレクターからの需要、そして若者の間で高まる人気の3つが特に大きいと思います。
中古市場では、レトロブームなどもありフィルムカメラや廃盤モデル、型落ちの旧製品などの人気が高まっています。もともとそういったカメラはカメラ市場に出回る数が圧倒的に少ないため、非常に人気があります。
また、カメラコレクターの間では、戦前に発売されていたアンティークカメラや、日本製のクラシックカメラなど、希少価値の高いアイテムが高値で取引されています。動作するものはもちろんのこと、壊れていて不動であったとしても高値で取引されています。そういったカメラは、現在のカメラにはないデザインのものが多いため、カメラに詳しくない方からも注目を集めています。
そして若者の間でフィルムカメラなど一昔前のカメラがブームとなっています。デジタルカメラはスマホで十分の画質であることや、高機能すぎて難しいと思う若者は多いのですが、一世代前のカメラは、その画質の粗さなどがエモいと注目されています。インスタントカメラを持ち歩く高校生や大学生も多く、新しい市場が生み出されています。
カメラを高く売るコツ
不要になったカメラを売却する際には、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。今回はカメラを高く売りたいという方のために、押さえて置くべきポイントを厳選して5つ紹介していきます。
1秒でも早く売却する
カメラはスマホと同じく新モデルが発売されるスパンが短いアイテムです。基本的に新型が出れば旧型の値が大きく下がります。そのため、カメラを売ろうと思ったら買取価格が下がる前に売却するようにしましょう。
相場をチェックしておく
カメラの買取市場は常に上下しています。相場をチェックしておくことで、買取業者の提示してきた買取金額の良し悪しを把握することができますし、売却の判断をする手助けにもなります。
複数の店舗で査定してもらい買取価格を比較する
実は買取ショップによって査定額は大きな差があります。できるだけ複数店舗を比較した上で最も高い査定額を提示してくれたお店で売るようにしましょう。
掃除をしてから買取に出す
カメラは状態によって査定額は大きく違ってきます。ほこりなどを拭き取るだけでも印象は大きく変わってきますので、掃除をしておきましょう。
付属品も一緒に買取ってもらう
購入当初についてきた付属品も一緒に買取ってもらうことです。例えば接続ケーブルやバッテリー、説明書などが揃っていると、それだけで査定額がアップします。