不用品の買取を検討しているなら、買取価格が気になる方も多いでしょう。この記事では、高価買取されやすい不用品の種類を具体的にご紹介します。処分方法や買取されない不用品の種類の情報も含まれているため、買取に出す前に高値がつきやすいかどうかを確認してみてください。
不用品の処分方法

家庭で発生した不用品は、自治体のゴミ回収を検討するかもしれません。しかし、不用品の種類によっては買取可能となることがあるため、以下で紹介する不用品買取を確認しましょう。
リサイクルショップに持ち込む
リサイクルショップは、その場で現金化できるメリットがあります。お店によっては査定士が自宅まで来てくれることもあり、出張査定はベッドや洗濯機など自分では運搬が難しい家具や家電の買取に便利です。また、値段がつかない不用品でも、無料で引き取ってくれる場合があります。
ネットオークションやフリマを利用する
ネットオークションやフリマアプリを使って自分で販売する方法は、自由に価格設定ができるメリットがあります。欲しい人が多い商品は、業者の買取より高値となる可能性があります。ただし、出品の手間がかかる点や、買い手とのトラブルに注意が必要です。また、梱包や発送の手間も考慮しましょう。
引っ越し業者に買い取ってもらう
引っ越し業者の中には、不用品回収も行っているところがあります。自分で搬出の必要がなく、買取可能なものは買取で現金を受け取ることができ、引っ越し代の削減に有効です。ただし、買取不可の不用品は処分費用がかかるため、追加料金に注意しましょう。
家電量販店で回収してもらう
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は家電リサイクル法により、処分費用がかかります。しかし、これらの製品を新たに購入する際に、家電量販店でリサイクル料金の値引きが受けられ、実質無料または安く回収してもらえることがあります。
高く買取されている不用品の種類

ここでは、高値で買取してもらいやすい不用品の種類を紹介します。それぞれの特徴と、どのようなアイテムが買取可能なのか確認しておきましょう。
ブランド品
ハイブランド品は元の価格や欲しい人のニーズが高いため、高値での買取が可能です。中でも時計・バッグ・洋服・ジュエリーは高値での買取が期待できます。
貴金属
貴金属は、金や銀など資産として扱われる金属のことです。1gあたりの価格は毎日変動しているため、できるだけ高値で売れる時期を狙いましょう。ジュエリーはブランドや状態など、アイテムの価値として評価されますが、金や銀としての買取も可能です。
宝石類
ダイヤモンド・パール・ルビー・サファイアなどの宝石類は高値の買取が期待できます。ただし、品質や大きさで価値が変わるため、鑑定書があったほうが有利です。
古銭
製造年が古い貨幣や紙幣、製造数が少ない希少性の高い古銭は、高値の買取が期待できます。また、製造ミスがあるお金はコレクターが多くいるため、額面以上の価格となることもあり、特に狙い目です。
着物
着物は、有名な作家のものや、正絹のものは高値で買取される傾向があります。遺品整理で出てきた着物が思わぬ高額で買取されることもあるため、査定を依頼するとよいでしょう。
楽器
楽器は元の価格が高いため、高値での買取が期待できます。ただし、古い楽器は故障の率が高くなるため、早めに査定に出しましょう。古い楽器でも、アンティークとして高い価値がつくものもあります。
買取してもらえない不用品の種類

販売価値がない不用品は、買取してもらえません。ここでは、具体的にどんな不用品が買取不可となるのか、詳細を解説します。
一般ゴミ
家庭から出た生ゴミや、劣化が酷いものは買取ができません。遺品整理業者やゴミ屋敷専門業者なら有料で処分してもらえますが、一般的な買取業者には断られることがほとんどです。
アンティークの価値がない10年以上のもの
家電製品の寿命は6年程度とされており、10年以上前の古いものは基本的に買取不可です。新品であれば買取が可能な場合がありますが、部品の欠品や保証期間の終了などにより、査定額はかなり低くなることがほとんどです。また、家電製品以外で、古くてアンティークの価値がないものは、買取不可となる可能性があります。
大量の金属
金属の買取は、専門業者の買取がおすすめです。しかし、大量の金属は窃盗の可能性があることから、信頼できる業者間のみで取引され、一般の人からは買取を行わないことがあります。
古銭
製造年が古い貨幣や紙幣、製造数が少ない希少性の高い古銭は、高値の買取が期待できます。また、製造ミスがあるお金はコレクターが多くいるため、額面以上の価格となることもあり、特に狙い目です。
生き物や死骸
活きているペットや死骸はモラルの観点から、買取は一切行われていません。自治体が運営する動物愛護センターなどに相談しましょう。
法律に違反するもの
著作権や商標権に違反するものなど、違法なものは買取できません。ブランドのコピー品や、海賊版のソフトなどが該当します。また、銃刀法に違反する登録がない刃剣や、ワシントン条約に違反する毛皮やはく製も買取対象外です。
不用品を高価買取してもらうコツ

買取可能な不用品は、少しの工夫で高値での買取が期待できます。できるだけ高値で買取してもらうため、以下のポイントを押さえておきましょう。
該当するジャンルを得意とする業者を利用する
特定のジャンルに特化した業者は、高値での買取が期待できます。専門知識が豊富にあるため価値を見極めやすく、販売ルートを確保していることが多いからです。
需要が高まる時期に買取してもらう
購入の需要が高まる少し前に買取に出すと、高値での買取が期待できます。たとえば、季節物のシーズン前、家電製品で新しいモデルが発売される前などです。
購入した状態を保つ
新品に近い商品や、新品に近い美品ほど、高値での買取が期待できます。購入時についてきた箱や保証書など付属品が揃っているほどいいでしょう。
複数の業者に査定を依頼する
業者によって買取価格が変わるため、高値の買取を希望するときは、複数の業者に査定を依頼し、価格を比較しましょう。複数の業者に持ち込むのは手間がかかりますが、LINEなどで画像を送信するだけで査定金額を提示してくれる業者もあるため、ぜひ利用を検討してみてください。
小分けに持ち込む
引っ越しや遺品整理で大量の不用品が出たときは、小分けの持ち込みがおすすめです。査定する品物が大量にあると、1品ごとの鑑定が雑になる傾向があります。高く売れそうな品物があるときは、個別に持ち込むと査定が丁寧になりやすく、おすすめです。
不用品買取業者の選び方

不用品買取業者を利用する際には、以下の点で比較することをおすすめします。査定金額が高いほうがいいのは言うまでもありませんが、細かな手数料の発生に注意が必要です。
相見積もりを歓迎する業者は、それだけ買取に自信がある証拠です。他社の査定額を提示すると、それより高い価格を提示してくれる可能性があります。
宅配による買取では、段ボール代や送料がかかるかどうかを確認しましょう。買取をキャンセルした場合の返送料や、買取金額を振り込む際の手数料も要注意です。
売りたいジャンルに強い鑑定士が在籍する業者は、正しい評価で査定を行ってくれます。業者のホームページに鑑定士の詳細が記載されていることがあるため、確認しておきましょう。
不用品の処分を検討中なら一度業者に査定してもらおう

不用品があるときは、買取業者の査定を利用しましょう。値段がつかないと思えるような不用品であっても、コレクターが存在しており、高値で買取してくれる場合もあるため見逃せません。
不用品を処分するか迷ったら、手数料がかからず、査定の手間が少ない業者の利用がおすすめです。
