記念硬貨を換金するなら買取と両替のどっちがお得?高価買取されている種類も紹介

買取

記念硬貨はコレクションとして保有するのもいいのですが、不要になることや、現金化したい場合があるでしょう。しかし、どのような方法で換金するかは、悩むところです。この記事では、記念硬貨の換金でおすすめの方法を解説します。買取と両替のどちらがいいか迷っている方にとって役立つ内容です。高価買取が期待できる記念硬貨の具体的な種類と、高値で買取してもらうコツも紹介しますので、お得な方法を見逃さないでください。

記念硬貨の換金方法

記念硬貨の換金方法

記念硬貨の換金は、主に両替と買取の2種類があります。しかし、記念硬貨の種類によっては額面以上の価格で売買されることがあるため、以下4種類の換金方法を比較してみてください。

銀行で両替する

記念硬貨を銀行で換金すると、額面での両替となります。額面以上の価値がある記念硬貨を銀行で換金すると、他の方法と比べて損する可能性があるため、出回っている数が多い記念硬貨の換金におすすめです。銀行での換金は、本店や支店のどこでも対応してもらえます。中には換金に対応しているATMもあるため、銀行の営業時間に立ち寄れない方は、事前に確認しておくと安心です。また、銀行での換金は、手数料に注意が必要です。

買取店で買い取ってもらう

コインや古いお札などを扱う買取業者は、希少価値で買取価格を判断してくれます。そのため、発行枚数が少ないものや、コレクターに人気のある希少性の高いコインを売る際におすすめの方法です。買取店によっては、宅配を利用した無料の査定を実施しているところがあります。記念硬貨の価値を知識がない人が正しく判断するのは難しいため、迷ったら一度プロに査定してもらうとよいでしょう。

フリマやオークションサイトで売る

フリマアプリやオークションサイトに記念硬貨を出品すれば、希少価値の高いものは高値で落札される可能性があります。ただし、購入者とのやり取りや、梱包と発送の手間がかかる点には注意が必要です。フリマアプリによっては金銭の出品を禁止しており、記念硬貨を出品できないことがあるため、事前に規約を確認しておきましょう。

金券ショップで売る

金券ショップでも、記念硬貨の買取は可能です。しかし、コインや古いお札の買取を専門としている業者ではないため、買取業者と比べて買取価格が下がる可能性があります。

記念硬貨は買取と両替のどっちがお得?

記念硬貨は買取と両替のどっちがお得?

記念硬貨の換金は、買取が断然おすすめです。買取では、記念硬貨の価値を正しく判断してくれるからです。額面での買取ではなく、1点ずつ市場価値に基づいて買取価格を決定してくれるため、額面以上の高値で売却したいときは、買取を選びましょう。

買取と両替のどちらを選んだらいいのか迷ったら、まずは買取店の査定を利用してみてください。最初から銀行に持ち込んでしまうとどうでしょうか。額面での換金しかできず、高値で買取してもらえる買取チャンスを逃すことになります。

もし、買取店の査定で額面の価値しかないと言われた場合は、その場で買取を検討してもよいですし、改めて銀行に持ち込んで換金することも可能です。

高価買取されている記念硬貨

高価買取されている記念硬貨

過去に日本では多数の記念硬貨が発売されました。記念硬貨の多くは発行枚数が限られており、発行時しか購入できない理由から、額面以上の希少価値があるコインが存在しています。ここでは、記念硬貨の中でも、高値での買取が期待できる種類を紹介します。

天皇陛下御在位60年記念10万円金貨

日本初の記念硬貨で、天皇陛下の存位60年を記念して作られました。発行枚数が1,100万枚と希少性が高いため、高値での買取が期待できます。額面は10万円ですが、純金製という面でも価値が高くなっています。金相場の変動により価値が上がるため、買取タイミングを考慮するといいでしょう。

天皇陛下御即位記念10万円金貨

昭和天皇の即位を記念して発行された金貨です。額面は10万円ですが、純金製でかつ重さが30gあり、金貨としての価値もあります。「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」は20gなのに対し、「天皇陛下御即位記念10万円金貨」は30gと、金の量が多いためより価値が高くなります。

皇太子殿下御成婚記念5万円金貨

平成天皇の成婚を記念して作られた金貨です。発行枚数が200万枚と希少性が高いため、高値での買取が期待できます。額面は5万円ですが、純金製なので金貨としての価値もあります。日本で発売された記念金貨の中でも金の重量が18gと重く、金相場によってはさらに高値での買取が可能です。

天皇陛下御在位10年記念1万円金貨

平成天皇の存位10年を記念して作られた、純金製の金貨です。発行枚数は20万枚と少ないため、希少性の高い金貨だとされています。

天皇陛下御在位20年記念1万円金貨

平成天皇の存位20年を記念して作られた、純金製の金貨です。発行枚数は10万枚と限られているため、希少性の高い金貨だとされています。

長野オリンピック記念1万円金貨

長野オリンピックを記念して作られた、純金製の金貨です。発行枚数は16万5,000枚と希少性の高さや、スピードスケートをモチーフとしたデザインも人気です。

東京オリンピック・パラリンピック記念1万円金貨

東京オリンピックを記念して作られた、純金製の金貨です。比較的新しい金貨ですが、今後の値上がりが期待されています。

記念硬貨を高価買取してもらうコツ

記念硬貨を高価買取してもらうコツ

記念硬貨を買取に出す際には、いくつかの注意点があります。ここでは、買取価格を上げるための3つのコツを紹介しますので、買取前にぜひチェックしてみてください。

Point1

綺麗な状態で買取に出す

記念硬貨はコレクションとして購入する人が多いため、できるだけ綺麗な状態を保つようにしましょう。傷や汚れがひどい場合は、高値で売買される記念硬貨であっても額面での買取となる可能性があります。特に価値の高い記念硬貨の多くは純金製で、変形しやすい性質があります。ケースから取り出して手に取ると、傷や汚れが付く可能性があるため注意してください。また、記念硬貨は湿気の多い場所を避けて保管しましょう。ケースに入れたまま適切な場所に保管することで、カビの発生を予防できます。

Point2

付属品を一緒に買取に出す

価値の高い記念硬貨の多くは、専用ケースが付属しています。ケース自体にも価値があるため、一緒に買取に出しましょう。箱があるものは、未開封ほどよりコレクションとしての価値が高まる傾向にあります。また、記念硬貨の中には、シリアルナンバーが記載されているものもあります。本物である証拠や、発行枚数が少ない証となるため、一緒に買取に出してください。

Point3

セット商品はセットで買取に出す

記念硬貨によっては、数枚が1つのセット商品となっているものがあります。セット商品はすべてが揃って価値があるため、まとめて買取に出しましょう。

おすすめの記念硬貨買取業者

記念硬貨を換金するなら買取業者に相談しよう

記念硬貨を換金するなら買取業者に相談しよう

記念硬貨の換金は、コレクターとしての価値を判断してもらえる買取がおすすめです。銀行で額面通り換金してもらう方法はすぐに現金化できるメリットがありますが、市場価値のある記念硬貨の換金は避けるのが賢明です。

どの方法で換金するか迷ったら、まずは買取店に査定してもらいましょう。記念硬貨に詳しいプロの査定は、適正な市場価値を把握できるメリットがあります。無料で宅配査定に対応する買取専門店もありますので、少しの手間を惜しまず、高値で買取してもらうチャンスを逃さないようにしましょう。