お酒買取の中でもウイスキーは、種類によっては高価買取が可能なものもあります。飲まないウイスキーがあれば、高値で買い取ってもらう方がお得です。そこで高値買取されているウイスキーの種類、高く売るコツや買取業者選びについて紹介していきます。買取を検討する上での参考にしてみて下さい。
世界5大ウイスキーの種類
世界には、5大ウイスキーとして名高い種類のウイスキーがあります。以下で、紹介していきます。
スコッチウイスキー
イギリス北部のスコットランドで製造されたウイスキーです。ピートという泥炭を燃焼させて出す、癖が強く独特なスモーキーフレイバーが最大の特徴です。最低でも3年は熟成させるなど、細かなルールが設けられています。
アイリッシュウイスキー
ウイスキー発祥の地であるアイルランドで作られたウイスキーです。発酵していない大麦麦芽を原料の一部としており、まろやかで癖がないのが特徴です。初めてウイスキーを飲む人でも、割と飲みやすいのが魅力です。
アメリカンウイスキー
アメリカで作られるウイスキーのことです。大麦麦芽やとうもろこし、ライ麦などの複数の穀類をミックスさせて製造されており、甘みがあります。
カナディアンウイスキー
カナダで作られたウイスキーです。ライ麦と大麦を原料としており、まろやかで軽い口当たりで飲みやすく人気があります。
ジャパニーズウイスキー
日本国内で採水された水のみを使って作られた、日本製のウイスキーです。スコッチウイスキーを元にして、日本人好みにアレンジし飲みやすくしています。
高価買取されているウイスキーの種類
5大ウイスキーの中で、特に高価買取されている銘柄について紹介します。
スコッチウイスキー
スコッチウイスキーの中でも、果物のような甘みが特徴のザ・マッカランは、数十万円の高値が付くこともあります。また、甘さとスモーキーさが絶妙なボウモアやクリーミーな味わいのザ・グレンリベットなどは、数十万で買い取ってもらえる可能性もあるでしょう。
アイリッシュウイスキー
3回の蒸留で癖がなくなり、飲みやすくなるブッシュミルズを始め、アイリッシュの最高峰と名高いミドルトン・ベリーレアは数万円の買取額が付くとされています。また、スコッチに似たスモーキーな香りが特徴のカネマラも、数千円で買取してもらえるでしょう。
アメリカンウイスキー
甘みと独特の苦みが特徴のジャック・ダニエルや種類が豊富なワイルド・ターキーなどは1万円前後の買取額が付くでしょう。また、バーボンの王様として人気のあるジム・ビームは数千円ほどでの買取となります。
カナディアンウイスキー
カナディアン・クラブはカナディアンウイスキーの代表格とされる銘柄で、数万円の買取額が付きます。更に、イギリス王室へも献上されたまろやかで飲みやすいクラウン・ロイヤルは数千円となるでしょう。
ジャパニーズウイスキー
日本のウイスキーというと、サントリーとニッカが有名です。サントリーでは、山崎や響、白州などの銘柄が、数万円から数万円で買取されています。また、ニッカでは、竹鶴や余市などが数万から20万円前後の買取価格が付く場合が多いです。
ウイスキーを高く売るコツ
ウイスキーを少しでも高く売るコツについて紹介します。
付属品を揃えておく
ウイスキーが入っていた箱、グラスや商品の説明書、保証書などの付属品があれば高価買取が狙えます。また、グラスや替え栓、箱に入っているフィルムなども付属品とされる場合があります。どんなものでも捨てないで査定に一緒に出しましょう。
瓶をキレイにしておく
長年保管していると瓶にホコリが付着することがあります。また、アルコール度数が高いウイスキーの場合、何十年も置いておくと瓶にカビが出ることもあるでしょう。できる限りキレイな状態の方が高値が付きやすいので、瓶はキレイにしておきましょう。
湿度に気を付けて保管する
湿度が高く、直射日光が当たる場所ではウイスキーが変質したり、ラベルが変色したりすることもあります。保管は湿度が低く、直射日光が当たらない場所を選びましょう。
開封済みは劣化の可能性が高い
ウイスキーが既に開封されていると、空気に触れて品質が落ちているリスクがあります。未開封かどうかは、キャップにあるフィルムが破れているかを確認しましょう。もしフィルムが破れ、変色はあれば開封されていると言えます。未開封の方が高値で買取してもらいやすいので、飲まないなら開けないようにしましょう。また、飲んでいなくてもフィルムやシールが破れていると、買取額が下がることもあります。
ウイスキーを売る際のお酒買取業者の選び方
ウイスキーを売るのに最適なお酒買取業者をどう選んだらよいか、ポイントを説明します。
お酒の買取専門業者の中には、日本酒やワインなど様々なお酒を扱っている所もあります。業者ごとで得意とするお酒の種類は異なるため、適正な価格で買取してもらうには、ウイスキー専門の業者を選ぶことをおすすめします。
ウイスキーは産地や銘柄によって種類が多く、それぞれに価値が異なり買取額にも差が出ます。そのため、ウイスキーの正しい知識と豊富な査定経験のある査定員が、在籍していると安心でしょう。買取実績は業者のホームページに掲載されているので、チェックしておきましょう。
ウイスキーの買取方法には、店頭買取と出張買取、宅配買取の3つがあります。ウイスキーは瓶入りなので、持ち運びには重い上に破損するリスクもあります。そのため、査定員が自宅まで来る訪問買取や、ウイスキーを郵送する宅配買取がおすすめです。持参しなくてもよいので効率的だと言えるでしょう。
ネットの口コミなどを見ると、スタッフの対応が丁寧など評判のよい業者なら利用しやすいでしょう。更に、査定額も適正で納得のいく買取ができたという声が寄せられていれば、安心できます。
ウイスキー買取に関連したよくある質問
ウイスキーの買取に際し、よくある質問とその回答を以下でまとめてみました。
ウイスキーの銘柄の中では、長年熟成させることで逆に価値が出るものもあります。また、ウイスキーは長期間保存されていても品質が落ちにくいので、買取してもらいやすいと言えます。
お酒の買取専門店であれば、ウイスキー以外のワインや日本酒でも一緒にまとめて買い取ってもらえる場合があります。
業者によっては開封済みのウイスキーでも買取可能となっている場合があります。ただし、液漏れしているものや、盗品の可能性があるものなどは買取不可となることもあるでしょう。
多少の傷や汚れがあっても、中のウイスキーの品質が劣化していなければ買取可となる場合が多いです。ただし、査定額を上げるには事前にキレイにしておくとよいでしょう。
査定を受けて、買取額に納得できなければ買取をキャンセルすることは可能です。査定自体は無料で行っている所がほとんどなので、一度受けてみるとよいでしょう。
おすすめのお酒買取業者
ウイスキーの高価買取はお酒買取業者へ相談しよう
ウイスキーの買取を検討するなら、ウイスキーを取り扱っているお酒専門の買取業者への相談がおすすめです。種類や銘柄、保存状態によっては思いがけず高値で売れる場合もあります。
業者選びのポイントを参考に、自分にあった業者を探してみましょう。
