ガラス交換にかかる費用はいくら?ガラスの種類や交換する際の注意点を徹底解説
ガラス交換にかかる費用はいくら?ガラスの種類や交換する際の注意点を徹底解説
2024.10.30
ガラス交換は軽視されがちですが、住宅メンテナンスの中でも重要な作業のひとつです。用途に合わせて適切なガラスを選ぶことは、簡単に見えて以外に難しいものです。本記事では、これからガラスの交換にチャレンジする方のために、ガラス交換にかかる費用や種類、費用を抑える方法、注意点について詳しく解説します。
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ガラス交換の費用はどう決まる?
窓ガラスの交換は、ガラス本体代以外にも、交換作業代や業者の出張代、古いガラスの処分代などがかかり、これらが組み合わさってガラス交換費用が決まります。交換作業や出張などにかかる費用は、交換業者ごとに差があるため一律ではありません。
ガラス自体の価格は、種類やサイズにより異なっていて、小さいサイズよりも大きいサイズが高額ですし、高性能なガラスは通常よりも高額となってきます。ガラスには大きく分けて一般ガラスと機能ガラスがあり、それぞれ相場が異なります。
一般ガラスは、住宅の窓に広く使われるシンプルなガラスで、特別な機能はありません。一方、機能ガラスは、耐熱性や防犯性能などの付加機能を持ったガラスです。ガラスの厚みや仕様が異なるため、その分費用も増加します。
ガラス交換の費用はいくらくらいが目安?
ガラス交換の費用は、ガラスの種類や大きさ、厚さによって大きな差が生じるため、注意が必要です。特に、一般的な窓でよく見られる90cm×90cmサイズと、90cm×180cmサイズのようなベランダなどに使用される窓では、相場が異なりますので事前に確認しておく必要があります。
90cm×90cmサイズ
90cm×90cmサイズのガラス交換の費用の相場を簡単に紹介すると、型板ガラスやくもりガラスなどの相場は6千円から9千円程度、強度を求められる場所に採用される網入りガラスの相場は8千円から1万2千円程度となっていて、一般的なガラスよりも高額になる傾向があるようです。
90cm×180cmサイズ
90cm×180cmサイズの窓の場合、型板ガラスやくもりガラスなどの相場は1万2千円から1万2千円程度となっていて、90cm×90cmサイズと比べ割高になっています。網入りガラスなどはそれよりも高額で、相場は1万6千円から2万4千円程度です。
このように、ガラスの種類、厚さ、大きさによって費用が異なるため、ガラス交換を考える際には、相場を理解した上で適切な予算を組むことがポイントとなってきます。
交換できるガラスの種類
ガラス交換を検討する際には、使用されるガラスの種類を知っておくことが大切です。それぞれのガラスには異なる特徴があり、用途や設置場所に応じて最適なものを選ぶことができます。以下では、交換できる代表的なガラス8種類を詳しく解説します。
フロートガラス
住宅で広く使用されている透明なガラスです。最大の特徴はその高い採光性で、窓からしっかりと光を取り入れたい場合に最適です。
網入りガラス
ガラスの内部にワイヤーが埋め込まれた特殊な構造を持つガラスです。このガラスの最大のメリットは、割れた際にガラスの破片が飛び散らないことです。特に、火災の際に破片が散らばるのを防いでくれます。
型板ガラス
片面に模様を入れることによって透明性を抑えた仕様のガラスです。このガラスを使うと、ガラスの向こう側がぼんやりとするので、浴室や玄関などでよく利用されています。
複層ガラス
2枚のガラスの間にガスが充填されている構造を持つガラスです。断熱性能が非常に高いといった特徴があるため、冬の寒さや夏の暑さを和らげ、室内の温度を快適に保つ効果があります。
Low-E複層ガラス
複層ガラスの一種でガラスの内側に金属コーティングが施されています。複層ガラスの断熱性能と遮熱効果をさらに高めたガラスです。冬は暖房効率を高め、夏は冷房負担を軽減できるため、高いエネルギーコスト削減効果があるため注目されています。
強化ガラス
一般的なフロートガラスに比べて3倍から4倍ほどの強度を持っています。熱や風圧にも耐えることができるため、耐久性や安全性が求められる場所に採用されています。
防犯ガラス
空き巣対策として有効なガラスです。2枚のガラスの間に防犯用の特殊中間膜を挟んでいるので、窓を割ろうとしても割れることがありません。
防火ガラス
耐火性に優れたガラスです。火災時の高温にも耐えられるよう設計されているため、熱による割れを防ぐことによって、延焼の広がりを抑えることができます。
このように、ガラスには多くの種類があり、それぞれに特徴と用途が異なっています。ガラス交換を行う際は、設置場所や用途に応じて最適なガラスを選ぶようにしましょう。
ガラス交換の費用を抑えるポイント
ガラス交換にかかる費用を少しでも抑えるためには、いくつかのポイントがあります。
ポイント1
必要な仕様のガラスを採用する
基本的に一般ガラスを採用しつつ、必要な箇所に多機能のガラスを配置するようにしましょう。
ポイント2
相見積もりをおこなう
ガラス交換費用は、ガラス本体の費用だけでなく、工事費などの人件費も大きく影響してきます。業者によって工賃などの費用が異なるため、相見積もりを行うことによって、費用の比較を容易にでき、最もお得なガラス交換業者を選ぶことができます。
ポイント3
平日の日中に依頼する
依頼する曜日も重要なポイントです。業者によっては、休日や深夜に依頼すると追加料金が必要になることがあります。そのため、できれば平日の日中に依頼するのがおすすめです。
ガラス交換をする際の注意点
ガラス交換を考える際、何も考えずに進めてしまうと後悔することがあります。交換後に後悔しないためには、事前にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
交換する場所に合ったガラスを選ぶ
ガラスには様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。たとえば、お風呂場に普通のすりガラスを使うと、水に濡れて透けてしまうことがあるため注意が必要です。また、キッチンのように汚れやすい場所に適さないガラスを選ぶと、掃除が大変なだけでなく、見栄えも悪くなってしまいます。費用や見た目だけで決めずに、その場所に最適なガラスを選ぶようにしましょう。
ガラス交換の目的を明確にする
ガラスを交換することによって、防犯性能を強化したいのか、断熱や省エネ効果を高めたいのかによって、選ぶべきガラスは変わってしまいます。省エネを目的に断熱性の高いガラスを選ぶと、初期費用自体は高くなってしまいますが、長期的な観点を考えると光熱費の大幅な節約につながりますのでお得です。
複数の業者の評判をチェックする
業者によって予算はもちろんサービス内容やサービスの質も異なります。中には悪質な業者もいますので、口コミサイトなどで業者の評判を調べた上で選ぶようにしましょう。様々なタイプの業者がいますが、基本的に地域密着型の業者を選ぶと、長年の実績や信頼から、適正な価格で安心して依頼できる可能性が高くなります。
ガラス交換まとめ
ガラス交換を成功させるには、交換場所に適したガラスを選び、目的に合ったガラスを選定することが重要です。ガラスの種類やサイズ、さらに施工費によって費用が大きく変わるため、複数の業者から見積もりを取り、しっかり比較することをおすすめします。
この記事で紹介したポイントを参考にすれば、安心して快適な住まいを手に入れるためのガラス交換がスムーズに進められるでしょう。