トイレの水漏れを直す方法は?自分で直せる修理方法を解説
トイレの水漏れを直す方法は?自分で直せる修理方法を解説
2024.09.05
トイレの水漏れは、家庭でよく見られるトラブルのひとつです。水道料金の増加や床材の劣化といった問題を引き起こす可能性があるため、早めの対応が重要です。本記事では、トイレでよく発生する水漏れの箇所とその原因を解説し、各部位別の自分でできる修理方法を紹介します。さらに、自分で修理が難しい場合の対処方法についても触れていますので、参考にしてください。
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トイレで水漏れする箇所と原因は?
トイレの水漏れが発生する箇所はいくつか存在し、それぞれ原因が異なります。ここでは、トイレのどの部分から水漏れが発生するのか、その代表的な原因について解説します。まず、トイレで水漏れが発生しやすい主な箇所は以下の3つです。
給水管・排水管
給水管はタンクに水を供給する管のことで、排水管は使用後の水を流すための管です。これらの配管部分からの水漏れは、接続部分の緩みや劣化したパッキンが原因で発生することがあります。また、経年劣化や凍結による亀裂も考えられます。
トイレ本体
トイレ本体からの水漏れも発生することがあります。便器と床の接合部分や、便器のひび割れが原因で水漏れが発生する場合があります。また、便器自体が古くなると亀裂が生じることもあり、その結果水漏れを引き起こすことがあるでしょう。
トイレタンク
トイレタンクからの水漏れの原因としては、内部の部品の劣化や破損が挙げられます。フロートバルブが正常に作動しない場合や、トイレタンクと便器をつなぐゴム部分が劣化していると、水が漏れてしまうことがあります。
トイレでの水漏れは、いずれも放置していると水道料金が無駄になるばかりでなく、二次被害として床や壁が腐食する恐れがあります。このような各部位の水漏れに対する修理方法を知っておくと、いざという時に役立つでしょう。
トイレの給水管・排水管の水漏れ修理方法
ここでは、トイレの給水管・排水管の水漏れ修理方法をご紹介します。給水管や排水管からの水漏れは、比較的簡単に対処できる場合があります。具体的には以下の方法で修理を試みましょう。
給水管の接続部分を締め直す
まず、給水管から水が漏れている場合には、接続部分のナットが緩んでいることが原因である場合が多いです。そのため、レンチを使ってナットをしっかり締め直すことで水漏れが収まることがあります。締めすぎると管が破損する恐れがあるので、適度な強さで締めるようにしましょう。
パッキンの交換
給水管や排水管の接続部分に使用されているパッキンが劣化している場合、新しいものに交換することで水漏れを止められることがあります。交換は簡単で、古いパッキンを外して新しいパッキンを取り付け、接続部分を締め直すだけです。ホームセンターでパッキンは簡単に購入できますので、事前に準備しておきましょう。
亀裂の応急処置
給水管や排水管に亀裂がある場合、シールテープを巻いて応急処置を施すことができます。ただし、あくまでも一時的な対策であるため、早急に交換や修理を検討する必要があります。
給水管や排水管の水漏れは、パッキンの交換やナットの締め直しで簡単に直せることが多いです。しかし、亀裂が大きい場合などは専門業者に依頼した方が確実でしょう。
トイレ本体の水漏れ修理方法
トイレ本体から水漏れが発生する場合、その原因と修理方法をしっかり把握して対処する必要があります。
フランジパテの交換
フランジパテが劣化すると、トイレと排水管の接続部分のシールが弱まり、水漏れを引き起こすことがあります。この水漏れは時間が経つと悪化するため、適切な対処が必要です。フランジパテの交換では、まず便器を取り外し、劣化したパテを完全に除去してから新しいパテをしっかりと取り付けることで水漏れを防ぎます。作業は技術と力が必要なため、自信がない場合は専門業者に依頼することをおすすめします。
便器のひび割れ
便器にひび割れがある場合、一時的には防水剤を使って漏れを防ぐ応急処置が可能です。ただし、便器自体のひびは時間が経つと広がる可能性が高く、漏水がさらに悪化するリスクがあります。そのため、防水剤での対処はあくまでも一時的なものであり、根本的な解決策としては便器の交換が必要です。ひびが広がる前に早めの対応を行うことで、さらなる水漏れやトラブルを未然に防ぐことができるため、速やかな交換を検討しましょう。
トイレ本体からの水漏れは、床を痛める原因になるため、早急に対処することが重要です。トイレ本体から水漏れが発生しているケースでは、プロによる修理や交換が必要となる場合が多いでしょう。
トイレタンクの水漏れ修理方法
トイレタンクからの水漏れもよくある問題です。原因は内部の部品にあることが多く、自分で修理可能なことが多いでしょう。
フロートバルブの交換
フロートバルブはタンク内部にあり、排水をコントロールする役割を果たしています。この部分が劣化すると、便器内に水が流れ続けてしまうことがあります。フロートバルブの交換は比較的簡単で、古いバルブを外して新しいものに取り替えるだけです。
ボールタップの調整または交換
ボールタップはタンク内の水位を調整する部品です。この部分が故障すると水が止まらなくなり、水漏れの原因になります。まずはタンクのフロートの位置を調整してみて、水位が正常になるか確認します。それでも改善しない場合は、ボールタップ自体を交換する必要があるでしょう。
タンク底のパッキンの交換
トイレタンクの底にはトイレ本体と接続するための穴があり、そこに取り付けられたパッキンが劣化すると水漏れの原因になります。このため、パッキンを交換することで水漏れを防ぐことができます。さらに、タンクの重みによりパッキンが変形することもあり、長期間使用している場合は特にこの部分の劣化が見られることが多くなります。定期的な点検と早めの交換が重要です。
トイレタンクからの水漏れは、内部の部品の交換で解決できることが多いため、まずはフロートバルブやボールタップを確認してみると良いでしょう。
修理が無理な場合は専門業者へ依頼しましょう
自分で修理を試みても解決しない場合や、原因が特定できない場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。特に以下のようなケースでは、専門の知識や技術が必要です。
便器や配管の大きなひび割れ
便器自体に大きなひびが入っている場合や、配管が破損している場合は、専門的な修理が必要です。無理に修理を試みると、さらに悪化するリスクがあるでしょう。
配管内部の問題
給水管や排水管の内部に原因がある場合、特殊な工具が必要となるため、専門業者に依頼した方が安全です。
複数の水漏れ箇所がある場合
複数箇所で同時に水漏れが発生している場合、自分での修理では対処しきれないことが多いです。原因の特定も難しいため、プロに任せるのがベストです。
専門業者に依頼すれば、確実に修理してもらえるだけでなく、トイレ全体の状態も点検してもらえるので安心です。
水のトラブルまとめ
トイレの水漏れは、給水管・排水管、トイレ本体、トイレタンクとさまざまな箇所で発生します。それぞれの原因を特定し、適切な方法で対処することが重要です。パッキンの交換や接続部分の締め直しといった簡単な作業は自分で行えることが多いですが、ひび割れや複雑な原因による水漏れの場合は、無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。水漏れを放置するとさらなる被害につながるため、早めに対応し、快適なトイレ環境を保ちましょう。